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肝疾患について
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B型肝炎

 20~30年の年月をかけ慢性肝炎から肝硬変へ移行します。肝硬変に進展後、肝細胞がん、食道・胃静脈瘤、肝不全などを合併します。肝臓の線維化が進行するほど、肝細胞がんの合併は多くなります。肝硬変の初期では、自覚症状は乏しく、普段の生活において何ら支障は認めません。

 血液検査での評価では、ALT値と比較しAST値が優位のトランスアミナーゼ値の上昇、血小板数の低下を認めます。また、肝での合成能を反映するアルブミン、総コレステロールの低下を認めます。また、線維化マーカーであるヒアルロン酸やタイプⅣコラーゲンの上昇を認めます。腹部エコーや腹部CTでは、肝表面の凹凸や肝内部が不均一になります。また、上部内視鏡にて食道や胃静脈瘤の合併を認めます。肝生検による肝組織進展度の評価が行われます。最近では、フィブロスキャンによる非観血的な肝組織進展の評価が可能になっています。

 肝臓の力が落ちて日常生活に支障が出る時期を、肝硬変の非代償期といいます。この時期になると腹水の貯留、足のむくみ(浮腫)、黄疸が出ます。また、便秘などの誘因によりアンモニアなどの有害物質が体内に蓄積すると、意識障害や昼夜逆転などの症状が出現します。これを肝性脳症といいます。こういう症状が出現した時には食事療法だけではコントロールできないため、薬物療法が必要になります。腹水や下肢の浮腫の出現時には塩分・水制限と利尿剤の投与が、肝性脳症の出現時には低蛋白食と便通コントロール、分岐鎖アミノ酸製剤やラクツロースの投与を行います。また、腸内細菌に対しカナマイシンなどの抗生剤の投与を行います。

B型肝硬変

 肝硬変まで進行している場合、インターフェロン治療は禁忌で、核酸アナログ製剤の適応となります。この場合には、短期間の内服ではなく、長期間の内服治療が必要となります。

    C型肝硬変

     セロタイプ1および2型で、代償性肝硬変であれば、C型肝炎の項で述べている直接型抗ウイルス剤の治療が可能です。インターフェロン治療は最近あまり行われないようですが、代償期の肝硬変で低ウイルス量の場合、インターフェロン単独治療(フェロンとスミフェロン)やペグインターフェロンとリバビリン併用療法があります。高ウイルス量の場合は、ペグインターフェロンとリバビリン併用療法を行います。慢性肝炎の治療と比べ、薬剤の投与量は少ない量となります。

    肝移植

     肝臓病が末期まで進行した場合には、肝移植という治療法があります。適応は、非代償期の肝硬変、あるいは、肝細胞がんの合併を認める非代償期の肝硬変です。肝細胞がんの合併時の条件は、最大腫瘍径が3cm以下で腫瘍数3個以内、あるいは、最大腫瘍径5cm以下で腫瘍数1個以内となります。臓器の提供方法として、脳死肝移植と生体肝移植があります。日本では、脳死肝移植は少なく、大部分は、親類からの肝臓提供による生体肝移植が行われています。

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